緊急事態宣言の長期化により、回復基調から横ばいに転じた小規模企業景況
調査概要
調査対象:全国約300 商工会の経営指導員
調査時点:2021 年7月末
調査方法:対象商工会経営指導員による調査票への選択記入式
産業全体
7月期の小規模企業の業況DI は、わずかな悪化となった。業種別でもサービス業の▲1.5pt が最大と全業種が横ばい傾向となった。前月悪化傾向であった建設業は、ウッドショックの影響が本格化し、他業種も原材料等の高騰により採算DI は悪化傾向にあり、今後も影響を及ぼす可能性もある。
一方で、新型コロナウイルス感染症が拡大していく中で、外出自粛による消費減退の傾向はなお続いている。影響の長期化により、業種に限らず、資金繰りに苦慮する事業者が多く、地域全体の景気にも悪影響を与えている状態とのコメントもあった。
産業別レポート
小規模企業景気動向調査レポート(令和3年7月度).pdf(PDF:243kb)
グラフ
小規模企業景気動向調査グラフ.xls(XL3Mb)
景気動向トレンドグラフ(10年推移)
2021年7月度景気動向トレンドグラフ(10年推移).pdf(PDF:124kb)