業種で異なる需要格差、慢性的なコスト増による採算悪化に苦しむ小規模企業景況
調査概要
調査対象:全国約300商工会の経営指導員
調査時点:2022年8月末
調査方法:対象商工会経営指導員による調査票への選択記入式
産業全体
8月期の産業全体の業況は、コロナ第7波の急拡大により売上額 DI が2期連続で小幅に悪化、採算・資金繰り・業況DIが小幅な改善となった。一方で、業種によって売上額DIの改善と悪化がみられ、格差が生じている。
原材料の仕入れごとに価格が変動し、受注の都度、売上原価の再計算を行う事務作業の時間が増加、とのコメントも目立ち、少しずつ間接部門にも原材料価格高騰の影響が出始めている。一段と進行する円安等による原油・原材料の高騰で、産業全体の採算は低水準で推移し、厳しい経営環境・経営状況が続いている。
産業別レポート
小規模企業景気動向調査レポート(令和4年8月度).pdf(PDF:220 KB)
グラフ
小規模企業景気動向調査グラフ.xls(XL3Mb)
景気動向トレンドグラフ(10年推移)
2022年8月度景気動向トレンドグラフ(10年推移).pdf(PDF:148kb)