兵庫労働局では、応募者の基本的人権を尊重し、広く応募者の門戸を開くとともに、適正・能力に基づいた採用選考を行う公正な採用選考システムの確立が図られるよう周知・啓発を行っています。
啓発リーフレットを掲示しますので、ご一読いただき公正な採用を行っていただきますようお願い致します。
公正な採用選考を行うポイント
応募者に広く門戸を開く
出自、 障害、 難病の有無及び性的マイノリティなど特定の人を排除せず、 求人条件に合致する全ての人が応募できる ようにしましょう。
なお、法律上、事業主は労働者の募集及び採用について、
○性別にかかわりなく均等な機会を与えなければなりません (男女雇用機会均等法第5条)
○障害者に対して、障害者でない者と均等な機会を与えなければなりません (障害者雇用促進法第34条)
○原則として年齢制限を設けることはできません (労働施策総合推進法第9条)
本人のもつ適性・能力に基づいた採用基準とする
応募してきた人が「求人職種の職務を遂行するにあたり、必要となる適性や能力をもっているか」ということに 基づいた基準による採用選考を行いましょう。
職務内容によって、 適性・能力を判断するのにどのような事項が適当であるかは異なりますが、 「本人に責任のない事 項」や「本来自由であるべき事項 (思想信条にかかわること)」はそもそも本人の適性能力とは関係ないことです。
本人の適性能力とは関係ないことを面接時にたずねることはもちろん、エントリーシートに記載させたり、作文の 題材としたりすることは、 就職差別につながりかねません。十分に気を付けましょう。
詳細
公正な採用選考の実現に向けてリーフレット(PDF:1 MB)