~2か月連続で全業種が改善も、先行き不安な小規模企業景況~
調査概要
調査対象:全国約300商工会の経営指導員
調査時点:2020年7月末
調査方法:対象商工会経営指導員による調査票への選択記入式
産業全体
7月期の小規模企業の業況DIは、全業種で2カ月連続の改善となった。産業全体では、全DIが改善となったが、採算・資金繰りについては小幅な改善にとどまった。6月中旬から県をまたいでの移動が可能になったことや、地域商品券の発行等による消費喚起策の効果もあり、一部地域では売上が回復しつつあるとのコメントがあった。しかし、依然として、新型コロナウイルス感染症の拡大が懸念される中で、感染防止対策と社会経済活動を両立することは、非常に困難であり、先行きの不安、特に、今後の資金繰りを懸念する声が目立った。
(全国商工会連合会より)
産業別レポート
小規模企業景気動向調査レポート(令和2年7月度).pdf(PDF:324kb)
グラフ
小規模企業景気動向調査グラフ.xls(XLS:3Mb)
景気動向トレンドグラフ(10年推移)
2020年07景気動向トレンドグラフ(10年推移)(PDF:269kb)