全業種で4カ月連続の改善も、未だ本格的な回復には程遠い小規模企業景況
調査概要
調査対象:全国約300商工会の経営指導員
調査時点:2020年9月末
調査方法:対象商工会経営指導員による調査票への選択記入式
産業全体
9月期の小規模企業の業況DIは、全業種で4カ月連続の改善となり、特に、回復が遅れていたサービス業については、各種景気刺激策やGoToキャンペーンの利用で観光需要に回復の兆しが見られ、全DIが10pt以上改善し、緊急事態宣言前の3月期を上回る水準に回復した。
しかし、全業種とも水準は未だにコロナ禍以前には戻らず、回復には程遠い状況である。経営指導員からは、生活様式や企業活動が劇的な変化に直面している中、変化に対応できている事業者と対応に苦慮している事業者との間で、回復に差がでているとのコメントがあった。
(全国商工会連合会より)
産業別レポート
小規模企業景気動向調査レポート(令和2年9月度).pdf(PDF:328kb)
グラフ
小規模企業景気動向調査グラフ.xls(XLS:3Mb)
景気動向トレンドグラフ(10年推移)
2020年09景気動向トレンドグラフ(10年推移)(PDF:448kb)