コロナ禍以前の水準に戻るも、仕入価格高騰など厳しい状況が続く小規模企業景況
調査概要
調査対象:全国約300商工会の経営指導員
調査時点:2021年11月末
調査方法:対象商工会経営指導員による調査票への選択記入式
産業全体
11月期の小規模企業の業況DIは、採算DI以外は小幅な改善となる一方、採算DIは小幅な悪化となった。業況DIはコロナ禍前の2020年1月期の水準を上回るまで改善したが、あくまでも前年対比であることは留意するべきである。情報連絡員からは、第6波に懸念する声や、原材料高などによる仕入れ価格の上昇が、経営を圧迫の兆候が見られているとの声が多数あった。また、半導体不足やウッドショック等による建築資材の不足といった影響が、製造業や建設業を中心に、なお悪影響を及ぼしており、一定数の事業者が苦慮している。
産業別レポート
小規模企業景気動向調査レポート(令和3年11月度).docx(Word:90 KB)
グラフ
小規模企業景気動向調査グラフ.xls(XL3Mb)
景気動向トレンドグラフ(10年推移)
2021年11月度景気動向トレンドグラフ(10年推移).pdf(PDF:123kb)