売上は改善傾向も、原材料等の高騰や資金繰り等課題の多い小規模企業景況
調査概要
調査対象:全国約300商工会の経営指導員
調査時点:2021年12月末
調査方法:対象商工会経営指導員による調査票への選択記入式
産業全体
12月期の小規模企業の業況DIは、売上額DIが大幅、それ以外が小幅な改善となった。また、全業種共通して売上額DIが一桁台となった。経済活動の活発化に伴い、売上の回復基調が鮮明となる結果になった。ただし、前年対比という調査の特性上、業況DIは、コロナ禍前の水準まで回復は見られるものの、実際には、原材料等の高騰によるコストの増加や融資据置期間終了でコロナ関連融資の返済が開始となったなどの影響で、採算・資金繰りに苦慮する事業者が増えたとのコメントが目立った。また、変異株の感染拡大の影響に注視が必要であるとの声もあった。
産業別レポート
小規模企業景気動向調査レポート(令和3年12月度).docx(Word:100 KB)
グラフ
小規模企業景気動向調査グラフ.xls(XL3Mb)
景気動向トレンドグラフ(10年推移)
2021年12月度景気動向トレンドグラフ(10年推移).pdf(PDF:123kb)