規制緩和により一部では好調も、コスト増による採算の悪化で足踏み状態の小規模企業景況
調査概要
調査対象:全国約300商工会の経営指導員
調査時点:2022 年4 月末
調査方法:対象商工会経営指導員による調査票への選択記入式
産業全体
4月期の産業全体の業況は、売上額DIが小幅に改善、資金繰りDIが横ばいで、採算・業況DIはわずか な悪化となった。一部業種では、まん延防止等重点措置が解除され、人の流れが戻る中迎えたGWが売上改善の追 い風となった。
しかし、全業種にわたり、長引く原油及び原材料高騰に加えて、ロシアによるウクライナ侵攻や急激な円安等の事業環境変化で、コストが大幅に増加しており、利益が圧迫されている。事業者は業況の改善を実感できない状 況に追い込まれている。
特に、建設業では幅広く影響が出ており、今後の動向に注意が必要である。
産業別レポート
小規模企業景気動向調査レポート(令和4年4月度).pdf(PDF:241kb)
グラフ
小規模企業景気動向調査グラフ.xls(XL3Mb)
景気動向トレンドグラフ(10年推移)
2022年4月度景気動向トレンドグラフ(10年推移).pdf(PDF:123kb)
景気動向調査・付帯調査
令和4年4月景気動向調査・付帯調査.pdf(PDF:1Mb)