行動制限の緩和で売上好調も、コストの大幅増加等により、採算・資金繰りに苦しむ小規模企業景況
調査概要
調査対象:全国約300商工会の経営指導員
調査時点:2022年5月末
調査方法:対象商工会経営指導員による調査票への選択記入式
産業全体
5月期の産業全体の業況は、売上額DIが10pt超、業況DIが大幅、資金繰り・採算DIは小幅な改善となった。3年ぶりの行動制限のないGWなど経済活動の活発化を起爆剤とし、全業種で売上額DIが10pt超の改善となった。
しかし、原油及び原材料高騰に加えて、ロシアによるウクライナ侵攻、急激な円安等の影響が長期化の様相を呈し始め、コスト増大による採算の悪化が小規模企業を苦しめている。特に、製造業や建設業でのコスト増の影響が大きく、採算や資金繰りの悪化が見られる結果となった。
産業別レポート
小規模企業景気動向調査レポート(令和4年5月度)docx(Word:97 KB)
グラフ
小規模企業景気動向調査グラフ.xls(XL3Mb)
景気動向トレンドグラフ(10年推移)
2022年5月度景気動向トレンドグラフ(10年推移).pdf(PDF:159kb)