新規高等学校・特別支援学校卒業予定者の雇用確保について(お願い)

新型コロナウイルス感染症が5類感染症へ移行し、経済活動の正常化が期待されておりますが、物価上昇等が雇用に与える影響により新規卒業予定者をめぐる就職環境については、引き続き不透明な状況が懸念されるところです。

新規高等学校・特別支援学校卒業予定者は、長期的な視野に立った育成により、企業の将来を担うとともに、地域産業の中核として活躍することが期待される貴重な人材です。

卒業生が希望の職に就き、やりがいを持って仕事をすることができるよう下記のとおり、来春の求人拡大も含め、雇用機会の確保に向けた会員企業の皆様への働きかけにつきまして、格別の御高配を賜りますようお願い申し上げます。

1 応募機会の確保と雇用の安定に引き続き御協力いただきますようお願いいたします。

2 オンライン面接への対応可否を採用基準とするなど、対応できないことをもって不利益な取扱いを行なわないようお願いいたします。

3 特別支援学校高等部など、障害のある生徒の就職につきましては、共生社会の実現に向け、能力、特性を考慮し、より積極的に適切な雇用の場が与えられるよう御配慮をお願いいたします。

4 新卒者に対する採用決定(内定)の取消しは、学生・生徒とその家族に大きな失望をあたえるとともに、今後の生活設計に大きな影響を及ぼすものであり、内定取消を発生させないよう、機会を捉えた周知・啓発をお願いいたします。

5 貴団体におかれましては、インターンシップや職場実習等による受入れなどを通じて、引き続き一人でも多くの新規高等学校・特別支援学校卒業予定者を採用していただきますよう、より一層の働きかけをお願いいたします。

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