小規模企業景気動向調査|令和2年4月期

~緊急事態宣言を受け、先月に比べさらに悪化し、悲壮感漂う小規模企業景況~

調査概要

調査対象:全国約300商工会の経営指導員
調査時点:2020年4月末
調査方法:対象商工会経営指導員による調査票への選択記入式

産業全体

4月期の小規模企業景気動向調査は、先月に引き続き全DIが2桁の悪化となった。産業全体の業況DIは▲78.6ptと過去10年間で最悪だった前月から更に悪化し、リーマンショック期の2008年1月期の▲82.5に迫る水準となった。

緊急事態宣言を受けて夜間営業が不可能になったことを受け、売上の落ち込みを補うべく、互いにテイクアウトを行う飲食店が空き店舗で合同販売を実施し、好評を得ているとの前向きなコメントが見られたものの、どの業種も新型コロナウイルスの影響で悲壮感が漂うコメントが多く、先が見えないこともあり、見通しは大変暗い。

(全国商工会連合会より)

産業別レポート

icon_pdf 小規模企業景気動向調査レポート(令和2年4月度).pdf(PDF:337kb)

グラフ

icon_pdf 小規模企業景気動向調査グラフ.xls(XLS:3Mb)

景気動向トレンドグラフ(10年推移)

icon_pdf 20年04景気動向トレンドグラフ(10年推移)(PDF:306kb)